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初笑いby長崎大学落語研究会
図書館主催の『寄席』にお邪魔してみた。
長崎大学落語研究会を招いての新春寄席である。
諫早市たらみ図書館が『図書館で元気になろう』なる企画の第三弾として開催したものだ。
大学落研の落語を聴く機会はさほど多くはないので、その実力ぶりの如何様なものかも分からないことが、かえって興味を惹き、高座の左斜め前方に陣取った。
テレビやラジオ寄席の番組では感じ取れないその場の雰囲気や観客の直線的な反応も面白い。
落語3題で小一時間。
『茶の湯』『六尺棒』『代脈』は所謂、古典落語。
二年生、三年生そして四年生がそれぞれ自信作を演じてくれたのだろうか、期待以上のいい時間をいただいた。
わたしの隣にいた彼女はしっかり笑っていました。後ろの席のご婦人二人組は、もっと笑っていました。
新年亥の年、わたしは年賀状に『笑門福来』の言葉を入れた。
他人の悲しみや心を慮ることのない、ぞんざい・無作法な笑いは許されないが、多くの笑いは人の心を和ませる幸せへの入り口だ。大切にしたい。
長崎大学落語研究会の皆さんは、『やわた寄席』なる年2回の落研の主要行事をこなしながら、出張落語も提供しているとか。
こうした多くの交流は、皆さんの社会人としての人間力につながる気がします。
一度ゆっくり落研活動を始めた動機など聞いてみたいものだ。
ありがとう!長楽亭南歌さん、凡土さん、長崎大学落語研究会の皆さん。
今日も若者のエネルギーを感じた。
私は青年が好きだ。
高村光太郎の気持ちのように。
長崎大学落語研究会の皆さん、写真の使用をご了解くださり、重ねてお礼を申しあげます。