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雨の日を楽しむ

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孫文・梅屋庄吉と長崎

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市民大行進の中止で気ままな一日を手に入れた。
時計を見れば9時半、外は雨・・・
思いついたのは、長崎歴史文化博物館の特別企画展「孫文・梅屋庄吉と長崎」
いつぞや前売りチケットを購入していたことを思い出したのだ。
清朝から新生中国の誕生の時代、辛亥革命を主導した第一人、「孫文」
梅屋庄吉は、青年期までを過ごした長崎で知り合った英国人と香港で再会し、その縁で孫文と出会う。そして、孫文の革命計画に共鳴し、生涯を通して彼と彼の仲間を支え続ける梅屋庄吉は孫文との友情を深化させていくのだ。
日活の創始者のひとりとして知られる梅屋庄吉、その映画事業で得た莫大な富を惜しげなく革命のために提供し、孫文を支える梅屋庄吉。
特別企画展「孫文・梅屋庄吉と長崎」は、そんな二人の関係を知ることのできる資料が展示してある。
また、辛亥革命にかかわった指導者たちと日本や日本人との縁も興味深い。

『梅屋庄吉が昭和四年に中国に寄贈した一基目の孫文像で、中国の一級文物(国宝)に指定されている。今回国家文物局、江蘇省南京市から特別に許可を得、日本で製作したもの。』
との説明がなされている。

私はこの企画展に合わせ、歴史小説家、井沢元彦の「友情無限」を読んでいたこともあり、思いがけない休日のひと時を梅屋庄吉と孫文の友情の世界で存分に楽しむことができた。
おかげで「孫文と袁世凱、そして蒋介石の人間模様」をもっと知りたくなった。
長崎歴史文化博物館の特別企画展「孫文・梅屋庄吉と長崎」の楽しみ方のひとつとして、是非「友情無限」を先にお読みになることお奨めしたい。

特別企画展「孫文・梅屋庄吉と長崎」は平成24年3月25日まで

長崎歴史文化博物館を出たのは12時半、足は映画館へ向くのでした。

三谷幸喜監督のエンターテイメントシネマだ。
殺人事件容疑者のアリバイをめぐる法廷闘争
深津絵里演ずる失敗続きの弁護士「宝生エミ」は、殺人事件容疑者のアリバイ証言を西田敏行演ずる落ち武者の幽霊、「更科六兵衛」に依頼したものだから大騒動!



気持ちよく、しっかり笑ってきました。

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