長崎の漫画家が描いて書いた作品「ペコロスの母に会いに行く」
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介護を必要とする認知症の人が全国で305万人!
まんがとエッセーで構成された長崎発の作品「ペコロスの母に会いに行く」は、認知症の母との実生活をモチーフに語られた作品なのに、介護の厳しい現実もほのぼのとした出来事のように感じてしまいます。
そして、思わず吹き出してしまうのです。
長崎を離れ、住めば都になったその地の言葉を流暢に話せるようになった皆さんが、激しく郷愁を覚えてしまうほど、美しく豊かな長崎弁が織りなす対話の妙。
そこには、長崎人の微妙な感情のトーンを芸術的とも言える方言の使いようで、実に軽妙に描いた世界があるのです。
やさしさは丸い形をしていると思いませんか。
この作品の登場人物はみんな丸い。とにかく、みんな真ん丸なのです。
介護の世界の理想は、わたし達はみんな頭では理解して知っているけれど、だからと言って、みんながいつも真ん丸でいることができるかというと、それは難しい。
これまでの多くの経験から、この現実に家族も福祉を担う人たちも気づいているのは間違いありません。
「ペコロスの母に会いに行く」を読んで、わたしのこころも少し丸みが増したような気がします。
読み過ぎたからといって、決してメタボにはなりません。大丈夫です。(笑)
当面、認知症の人は増え続けます。ま〜るい人も増えますように。
映画化も決定し、もう長崎ロケが始まっています。来年、夏の公開予定です。
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まんがとエッセーで構成された長崎発の作品「ペコロスの母に会いに行く」は、認知症の母との実生活をモチーフに語られた作品なのに、介護の厳しい現実もほのぼのとした出来事のように感じてしまいます。
そして、思わず吹き出してしまうのです。
長崎を離れ、住めば都になったその地の言葉を流暢に話せるようになった皆さんが、激しく郷愁を覚えてしまうほど、美しく豊かな長崎弁が織りなす対話の妙。
そこには、長崎人の微妙な感情のトーンを芸術的とも言える方言の使いようで、実に軽妙に描いた世界があるのです。
やさしさは丸い形をしていると思いませんか。
この作品の登場人物はみんな丸い。とにかく、みんな真ん丸なのです。
介護の世界の理想は、わたし達はみんな頭では理解して知っているけれど、だからと言って、みんながいつも真ん丸でいることができるかというと、それは難しい。
これまでの多くの経験から、この現実に家族も福祉を担う人たちも気づいているのは間違いありません。
「ペコロスの母に会いに行く」を読んで、わたしのこころも少し丸みが増したような気がします。
読み過ぎたからといって、決してメタボにはなりません。大丈夫です。(笑)
当面、認知症の人は増え続けます。ま〜るい人も増えますように。
映画化も決定し、もう長崎ロケが始まっています。来年、夏の公開予定です。