いにしえを楽しむ
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江戸時代初期のころ、唐通事の何兆晋(がちょうしん)が別荘として造ったといわれている「心田菴(しんでんあん)」は、平成24年1月、長崎市が民間企業主から寄贈を受け、11月17日から一般に無料開放されている。紅葉の盛りは過ぎたが、開放期間が12月9日までとなっていたことから、急に思い立って訪ねてみた。
場所は長崎市の新大工町商店街からほど近い、片淵二丁目18番
まず、茅葺の門が目に入る。その茅葺門には苔が生していて、足を踏み入れると、そこが住宅街の一角であることを忘れさせてしまう。
母屋も茅葺屋根で、自然な傷み加減が歴史の古さを思わせる。日本庭園に佇む心田菴とカエデやつつじ、それに、なにやら秘密めいたものが隠されているようにも見える石灯籠や神棚などが、いつの間にか古の世界にいざなってくれている。静寂そのものだ。茶室の躙り口、天井材の桜の自然木、網代など、昔のいいものを随所に見ることができる。実に気持ちが落ち着く。
心田菴にお邪魔したのは、午後一時ころ。
奥の方から不思議な音楽が聞こえている。茶室に進んでいくと、「長崎市地域おこし協力隊」として活動されている「シマカワ コウヂさん」が、先客数人を前にハング・ドラムを演奏し歌っていらした。
昨年秋から長崎市地域おこし協力隊として、高島を生活拠点に活動中とか。
一度、じっくり話を聞いてみたい気持ちになりました。
初めて見る楽器のハング・ドラムは何とも言いようのない音色と響きがあり、形も実に個性的だ。
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江戸時代初期のころ、唐通事の何兆晋(がちょうしん)が別荘として造ったといわれている「心田菴(しんでんあん)」は、平成24年1月、長崎市が民間企業主から寄贈を受け、11月17日から一般に無料開放されている。紅葉の盛りは過ぎたが、開放期間が12月9日までとなっていたことから、急に思い立って訪ねてみた。
場所は長崎市の新大工町商店街からほど近い、片淵二丁目18番
まず、茅葺の門が目に入る。その茅葺門には苔が生していて、足を踏み入れると、そこが住宅街の一角であることを忘れさせてしまう。
母屋も茅葺屋根で、自然な傷み加減が歴史の古さを思わせる。日本庭園に佇む心田菴とカエデやつつじ、それに、なにやら秘密めいたものが隠されているようにも見える石灯籠や神棚などが、いつの間にか古の世界にいざなってくれている。静寂そのものだ。茶室の躙り口、天井材の桜の自然木、網代など、昔のいいものを随所に見ることができる。実に気持ちが落ち着く。
心田菴にお邪魔したのは、午後一時ころ。
奥の方から不思議な音楽が聞こえている。茶室に進んでいくと、「長崎市地域おこし協力隊」として活動されている「シマカワ コウヂさん」が、先客数人を前にハング・ドラムを演奏し歌っていらした。
昨年秋から長崎市地域おこし協力隊として、高島を生活拠点に活動中とか。
一度、じっくり話を聞いてみたい気持ちになりました。
初めて見る楽器のハング・ドラムは何とも言いようのない音色と響きがあり、形も実に個性的だ。