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Channel: 春夏秋冬 長崎発 とき燦々
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「遠い山なみの光」をまず手に取ってみた。

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先週からカズオ・イシグロの作品を読み始めている。
ノーベル文学賞受賞がきっかけではあったが、それより彼が長崎生まれであること、幼少期の一時期をその長崎で過ごし、英国人となった彼の作品に長崎を舞台に描かれているものがあるということが大きかったかもしれない。
予約していた4冊が届き、「遠い山なみの光」をまず手に取ってみた。
戦後間もないころ、妊娠している「わたし(悦子)」の長崎での暮らしとエピソードから始まっている。
一日のうち読書に充てる時間は長くはないが、しっかり小野寺健と土屋政雄の翻訳を味わってみようと思う。
残りの3冊は、「日の名残り」「忘れられた巨人」「わたしを離さないで」
年内はこれらの作品に向き合うことになりそうだ。

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